前回、「星のや竹富島」の全体マップ、各施設のざっくりとした紹介などをお届けしました。
このページではいよいよ、お待ちかね?!客室についてお伝えしたいと思います。
「星のや竹富島」の客室は、全室、独立型ヴィラです。
当然ですが、そのすべては、竹富島の建築基準にのっとって建てられています。
南向きに作られた平屋、赤い瓦の屋根に守り神のシーサー、石灰岩を積み上げたグックと呼ばれる石塀、さらに、魔除け・目隠しにもなるヒンプンと呼ばれる石壁…(右から神様が入るので人間は左からという習慣も)…そして、道は白砂。
その贅沢なお部屋の内部とは。
「星のや竹富島」のお部屋タイプは2種類
「星のや竹富島」の客室は、
・フローリングタイプの「ズーキ」「ガジョーニ」「トーナチ」と、
・モダンな琉球畳タイプの「キャンギ」、
という2タイプのお部屋に分かれます。
フローリングタイプのお部屋には、中央にバスタブが据えられており、ゆったりとしたバスタイムを楽しむことができます。
高齢者や小さいお子様がいる方にお勧め。
そして、琉球畳が気持ち良い「キャンギ」は、座椅子が置かれ、沖縄らしい雰囲気が魅力の客室。
ゴロンと横になってボーっと過ごすのにピッタリ。
今回私は、この「キャンギ」を利用しました。
以下、「キャンギ」内部を詳しくご紹介!
「星のや竹富島」客室内部をご紹介
というワケで…こちらが今回私が宿泊した「キャンギ」、214号室です!
表札カワイイ♪
庭
目隠しの石壁(ヒンプン)を左から入ると、まずはお庭が目に入ります。
ヴィラごとに違う植物が植えられていて独自の庭風景に。
バーベキューなども楽しめる(食事オプション)テーブルの上には、さんぴん工房の仲辻太郎さんによる、シロハラクイナをかたどった香炉が置かれていています。
(ちなみにこの香炉は、ショップでも販売されているので気に入った方はぜひ。)
リビング
石垣島で育った「相思樹」という木で作られた、ヤモリキーホルダー付きの鍵を使い、ヴィラ内に入ると、琉球畳が敷き詰められたリビングが広がっています。
風が入るように、南向きに作られた縁側、大きな窓からは庭が。
ちなみに、夜は↓こんな雰囲気に。素敵ですよね。
手前には座椅子とちゃぶ台、そして奥にはかなり大きなソファーベッドがあります。
星のや竹富島 https://hoshinoya.joshi-tabi.info/taketomijima/ #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
このあたりの雰囲気、「星のや東京」のお茶の間ラウンジにも似てるんですよね、実は。
思えば、「星のや東京」って、「星のや竹富島」のエッセンスがちょっと入っている気がします。
さて、そんなリビングの手前を左に進むと、洗面台など、水回りが集まっています。
水回り(洗面台、バスタブ、アメニティ)
洗面台は濃いブラウンのフローリングでモダンな雰囲気。
こちらがアメニティ!
今まですべての「星のや」に宿泊している私ですが、今までで一番豪華かも!という内容です。
おなじみ、星のやオリジナルの石鹸だけでなく、ナチュラルコスメ「LIRIo(リーリオ)」のスキンケアセット(星のや東京と同じ!)、そしてバスソルトも。
さらに嬉しいのが、沖縄らしい月桃(げっとう)が使われているバーム!ショップでは800円で販売されているオリジナルコスメです。
リーリオ、石鹸、バスソルトなどは清掃時に補充してくれます。
また、洗面台に置かれている、星のや竹富島のロゴが刺繍されているミニ巾着も、プレゼントだそうです。お土産に持って帰りましょう~。
あ、そうそう、バスルームに置かれているシャンプー類も、ここオリジナルです。
私コレ、香りがめちゃくちゃ大好きなの!確か、資生堂に頼んで特別に作ってもらっている…と聞きました。
ウォークインクローゼット
バスルームとベッドルームの間にはウォークインクローゼットがあります。
扉を開けば両者が繋がる…という仕組み。
クローゼットの中には、冷蔵庫とお茶道具があります。
「星のや竹富島」オリジナルの湯飲み、石垣島の伝統的な焼き物のマグカップ、「吹きガラス工房 虹」で作られた再利用ガラスのお洒落なコップ…
お茶はコーヒー、緑茶のほか、沖縄らしいハーブが使われたハーブティーなどは無料です。
ハーブティー、かなり美味しいですよ!
ベッドルーム
あえて天井を低くして、落ち着く空間になっているベッドルーム。
さすが星のや!な、寝心地抜群のマットレスとフカフカの掛布団でぐっすり眠れること間違いなしです!
…
というわけで、「星のや竹富島」の客室、いかがでしたでしょうか。
沖縄の離島らしい、ゆっくりと流れる時間を最大限に楽しむためのお部屋、みなさまもぜひ体験してくださいね!
次回は、ダイニングでいただく沖縄フレンチをご紹介します。
お楽しみに。
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