「星のや富士」では、3種類の夕食を楽しむことができます。
グランピングを最大限に楽しむ屋外での「ダッチオーブンディナー」、お部屋でゆっくり「ルームサービス」、そしてもう1つが、今回ご紹介するメインダイニングでの「グリルディナー」です!
メインダイニングにやってきました
さて、今回私たちが楽しんだ「グリルディナー」。
おそらく、公式サイトから予約したプランについている夕食はすべてコレ。ということで、宿泊者のほとんどの方がこの夕食を体験する事になるんじゃないかな?と思います。
(*ダッチオーブンディナーなどは、追加料金で楽しむことができます!
もちろん、いずれも、夕食なしプランを選んでいたとしても、席が空いていれば事前予約で利用可能。詳しくは問い合わせてくださいね。)
てなワケで、フロントと同じ建物内にあるダイニングへやってまいりました。
グリル台があります!
こちらの最大の特徴は、中央に配されたグリル台。
ここでメインのお肉を焼いてもらえるんです♪たのしー!
グリルディナーをレポ
5種類のコースメニューからなるディナー。順にご紹介していきます。
まずはお肉チョイスから
メインのグリルは、その日、好きなお肉からチョイスする事が出来ます。
ボードに乗せられやってきたのは、鹿肉のほか、ブドウのしぼりかすをエサにしたポークなどスペシャルな物も。
追加料金が必要なお肉もありますので、スタッフさんに確認しましょう♪
お肉に合うワインを選んでもらって…
いよいよお食事開始!
バケツに入った前菜?!まさにアミューズ!
まず出てきたのは「Starter Salada」としての、楽しい前菜たち。
こちら、テーマが「バケツリレー」なんですって(笑)
サーブしてくださるスタッフさんはキリのいいタイミングでサッと下がってくれて、この6つのバケツを、「私たちが自分で」リレーのように回しながら楽しむ…というような仕掛け。
サーブの方が、テーブルにずっといられるのって、実はちょっと緊張するので、この自由度は嬉しいです。
そうそう、食事時間全体を通しても、ここのダイニングはその距離感がすごく上手でした。
さて、話は戻って…
この日のバケツの内容は「大鱒のマリネとシャインマスカット」「ビーツのサルシッチャとリンゴのサラダ」「茸のフリット」「茸と蛸のサラダ グリーンソース」「カリフラワーと里芋のディップ」「秋茄子と子羊肉 ムサカ風」の6種類。
見目楽しいビーツのサルシッチャ、そして食欲を刺激するムサカの辛さ…
カリフラワーと里芋のディップは、こってりしたビシソワーズのような味。結構な量のとびこが乗っているのも嬉しい♪
ちなみに、1種類おかわりOKなのですが、後々のコトを考えて控えておくのも手です。
とにかくおなか一杯になってしまうので。
ほうとうがパスタに!
次のメニューは、スープorほうとう。
この日は「木の実のポタージュ」か「ほうとうのパスタ仕立て 鯖とルッコラ ねぎのソース」の2種類から選ぶことが出来ました。
2人いれば両方オーダーするのが吉。
親切にも、ちゃんとシェアしてサーブしてくれます。さすがのサービスだわ。
パスタ仕立てのほうとうは初めての体験。
個人的にはとっても気に入りました。これはきっと男性も好き!
ちょっとしたアクティビティ?本日のグリル
そして、メイン料理!本日のグリルへ~。
上記でご紹介した通り、中央のグリル台で、食事前に自分で選んだお肉をジュージューと焼いていきます。
シェフに教えてもらいながら、おそるおそるトングでおもて、裏…
もちろん仕上げはシェフ!
フランベの瞬間は、ちょっとしたショーのよう。
ちなみに、パンもこのグリル台で焼かれてサーブされるので、いつお願いしてもアツアツふかふかです。最高!
調理されたお肉は、6種類の調味料と一緒に出てきます。
調味料入れはテントを模したキュートなもの。
いちいち凝ってるからスゴいですよねぇ。
お品書きには載っていませんでしたが、小さなガーリックライスも出てきました。
最後のデザートへ…
「もう食べられない…」というお腹をかかえて、デザートへ。
とはいえ、甘い物は別腹の女子たち。
出てきた物が、さっぱりとしたリンゴのシャーベットだったこともあり、なんとか最後までいただくことが出来ました。
どこをとっても素晴らしい夕食。
正直私は、星のや軽井沢のダイニングよりも、楽しいし美味しいと感じました。値段も安いしね。
…というわけで…
…なんて〆に入りたいところなのですが、実は…まだコースは終わっていなかったんです!!
この後に、「星のや富士」がチカラを入れて作っている「ビスキュイ・ド・富士」というメインのデザートがあったの!
さすがに食べきれないので、これを、後でお部屋に持って来てもらうようにお願いしました。正直それが大正解!
「星のや富士」を楽しむ裏技的なこの方法について、次回詳しくご紹介します。