チェックインを済ませた私たち、いよいよ「OMO5東京大塚」の客室へと移動します。
OMO5のお部屋に関しては、かなり面白い作りになっていることを事前に知っていたので、ちょっとしたサプライズを期待して入室…。
…というワケで、このページではそんな「YAGURA Room」なる室内を詳しくご紹介したいと思います。
客室は「櫓(やぐら)」をイメージ。
さて、噂の(笑)OMO5のお部屋がコチラ!ばばーん。
いかがですか!このセンスの良さ。そして解放感。
通常の同価格帯のホテル客室より、天井こそやや高いですが、19平米とは思えないほど、すごく広く感じます。
これは、物を置く位置などを計算して実現しているそう。
↑この壁面収納は、「お洒落」なだけじゃないんですね。さすが。
さて、さらに詳しくご紹介していきます。
お部屋のテーマカラーは全部で4種類。↑上の写真は「萌黄色」。
…そして「浅黄色」、
「えんじ色」、
さらに「紺鼠色」といった、四季を表すアースカラーでそれぞれ統一されています。いずれも優しい雰囲気で気分が落ち着く色ですよね。
そうそう、バスルームも同色で統一されています。
この価格帯で、ユニットバスじゃない…!「観光のためのホテル」と謳うだけあるこだわりです。
洗面所は外にありますが、奥のスペースとの間にロールカーテンがあり、くつろぎスペースと区切られる仕様です。
そして奥に進むと、この部屋最大の特徴である「櫓(やぐら)」を模したソファーベッド&ベッドが。
それにちなんでOMO5の客室は「YAGURA Room(やぐらるーむ)」と名付けられているんですが、なるほどその名の通り、木で組まれた高台によって、下部と上部にスペースが区切られています。
下部のソファーベッドは、だらだら部屋飲みするのに、楽しいスペース。
こちら、同じく星野リゾートが運営する最高級旅館シリーズ「星のや」なんかでもよく見るソファーベッドですが、OMOにも登場!
そして手前の階段を上ると…櫓の上部、ベッドスペースがあります。
ものすごく豪華な2段ベッド…と言えばわかりやすいでしょうか。
ちょっと、秘密基地のような感じ。
ちなみに、下部ソファーベッドは、備品のベッドパッドと掛布団、枕を使うと、通常のベッドに変身。
このため、客室には最大3人宿泊できますし、2人の場合でも、上下に分かれる事で落ち着いて休むことも出来る親切設計に。
このほかの備品は、ハンガー、テレビ、湯沸かしポット、ドライヤー、ウォシュレット、冷蔵庫、加湿器、金庫などです。
飲み物類は置かれていないので、水やお茶なんかは持参しましょう~。
アメニティをチェック
アメニティは、フェイスタオル、バスタオル、シャンプー、リンス、ボディソープ、ハブラシなど。
子供用の歯ブラシとカミソリ(いずれも無料)は、前回の記事で紹介した通り、フロント階(4F)にあるエレベーター前に置かれていますので、必要な方はそこで。
また、OMOオリジナルのロゴが可愛いルームウェアは、1着200円でレンタル可能です。
スキンケア類のアメニティはないのですが、シャンプーやボディソープは、なんと「星のや」と同じものが置かれています。
これ、とにかく香りが最高なのでぜひ体験してほしい…。
あ、そういえば、スキンケア品を忘れた方のために、5FランドリーにOMOオリジナルのアメニティ自販機がありますので必要な方はココで!
「まかないこすめ」をはじめとした、コスメフリーク女子 納得のラインナップも、これまた「さすが星野リゾート」ですよ。
お値段について
OMO5大塚東京の宿泊費ですが、
■二人で宿泊した場合、一人当たり 1泊 7,000円弱~11,000円くらい。
■おひとり様の場合は、それにプラス2,000円くらいかな~。
キャンセル料は、
■21日前~4日前:宿泊料金(総額)の10%
■3日前~当日:宿泊料金(総額)の100%
私の感覚で言えば、「東急ステイよりちょっぴり高い」けど「繁忙期のAPAホテルよりは全然安い」という感じ。
怒られるのを覚悟で書いてしまうと、星野リゾートの中では抜群にコスパが良い宿泊施設だと思います。
例えば、彼女を連れて行ったりしても、お財布に優しいワリに、カッコつくんじゃないでしょうか。
建材のや家具類のグレード、アメニティを不便でない程度にカット、自動チェックイン、部屋を広く見せる工夫、客室を多く作る、そして「大塚」という絶妙な立地…
いろんな努力で、コストダウンが実現しているんじゃないでしょうか。
普段、年間150泊以上も旅している私ですが、ここまでコスパの良い宿は稀だと思います。
室内のセンスの良さやワクワク度といったパッと見のイメージだけでなく、過ごしやすいスペースだったり、ちょっとした備品が気が利いていて、不便を感じる事がほとんどないのもすごい。
ぜひ一度、体験してみてくださいな!
…
というワケで、お部屋で一休みした後は大塚の街を探検してみましょう!次回は、OMO5東京大塚周辺情報として、近くの商店街について詳しくご紹介したいと思います。